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2009年09月05日 (土) 23時21分 | Edit |
non-no 2009 vol.18 多部未華子のカルチャーな毎日。

今回紹介するのは、図書委員だよりでも紹介した綿矢りささんの「夢を与える」です。

うっわー!
ついこの前読んだばかりだし、今のところ最後に読んだ本がこの「夢を与える」なので、なんとなく嬉しい気持ちなんですけど・・・なんですけど・・・。

「みんなの感想も聞いてみたいなぁ。」

とか言われたら言っちゃいますよ?いいんですか?知りませんよ?(笑)


まだ読んでいない方やこれから読む方の為に、詳しい内容については一切ふれませんが、私がこの「夢を与える」を読んだ感想を少しばかり書きます。
ただしこの感想を読んで読む気がうせた、なんて思われても知りません(笑)

この作品、最初は誰が一体主人公なの?って思うほど視点がコロコロ変わって落ち着きません。
それだけならまだ良いのですが、主人公・夕子の母の騙し手口に本当にイライラさせられます。これは私が男性だから感じる事だと思いますが。

そして中盤まで感情が一切描写されてないと思うくらい淡々と進みます。
夕子が見た事、聞いた事がただ書かれているだけで、その事についての喜怒哀楽表現が実に乏しい。
気づいたら流し読みしてて何度読み返すハメになったことか。

物語も終盤に近付いてきた頃、ようやく夕子の感情が表れてくるのですが、ただの我侭娘の自分勝手な意見だらけで、またイラッとします。これも男性と女性で意見がわかれるかもしれません。
なんだ、結局それかよ!みたいな。

そんな感じで読み終えた後には、

(゚Д゚)ハァ?

としか。

多部さんは「”本当の自分”を取り戻すきっかけが、ラストに詰まっているのかなぁって。」と仰ってますが、この結末が本当に”本当の自分”なのでしょうか。
だとしたら、非常に怖い事だと思います。

自分がどうしたいかを全く考えずに流れに身を任せて周りの人達を巻き込み、急に本当の自分はこうだ!と言い張って、自分のしたい事を自分の好きなようにやり、他人の人生を狂わせてしまっていてもそれに気づいていない。
もうね、自分勝手すぎ。

と、まあ、多部さんには申し訳ないでけど、とにかく良い印象は全くない作品です。というかつまらなかったです。
逆に最近の若い人達には共感できる作品なのかもしれませんね。


まさか、今日の「non-no」と「ダ・ヴィンチ」の内容がリンクしてるなんてこと、無いですよね?多部さん・・・。
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コメント
この記事へのコメント
多部さんの口から、図書委員だより。
って出てるんですか?
なんか、それが嬉しい話なんですけど(笑)

>そして中盤まで感情が一切描写されてないと思うくらい淡々と進みます。

そうなんですよね。
淡々と進んでいきながら、いきなり破滅する。

あれは、何なんでしょうか?
作者がヒステリーでも起こしたのかと思ってしまうくらいで。
まあ、多部さんの心は解りませんが、
自分で選んでいない道だと、こうなっちゃう。
自分が選んでる道は、どこにあるのか。
を考えるきっかけになってるのかもしれませんね。
あんまり私には、縁のない話の本でしたけど・・・
2009/09/06(Sun) 11:19 | URL  | 甘茶 #A5EvfD7Y[ 編集]
>甘茶さん
> 多部さんの口から、図書委員だより。
> って出てるんですか?

それはないです!
だったら嬉しいですけどねぇ(笑)

> 作者がヒステリーでも起こしたのかと思ってしまうくらいで。

途中から中の人が変わったんですよ、きっと。

> あんまり私には、縁のない話の本でしたけど・・・

同感です・・・。
2009/09/08(Tue) 01:25 | URL  | システィーナ #JIwOUj62[ 編集]
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